地図情報 Vol.27 No.3 通巻103号 「学校教育における郷土学習と地図」
〔表紙解説〕 豊島区郷土すごろく< 『豊島区郷土すごろく』は豊島区親子読書連絡会の親と子が、豊島区内を実際に歩いて作りました(1998年)。先輩たちが作った『豊島区郷土かるた』(1984年)の名所旧跡を自分たちも歩いて確かめようと、「かるたと訪ねるいちにっさんぽ」と名づけて4回に分けて廻ったものです。絵は現地で描いたものも含め、4歳児、小学生から母親までが参加しました。 親子読書会で日本各地のむかし話に触れた子どもたちが、「豊島区にもむかしはあるの?」という疑問を持ったことから、私たちの郷土史との関わりが始まりました。この後に作った『豊島区郷土すごろくガイド としま区いちにっさんぽ』(2000年)と合わせて、郷土史3部作となっています。 多くの人に楽しんでもらおうと保育園、幼稚園、小学校、中学校、老人施設などにもお贈りしました。 (豊島区親子読書連絡会代表 小林和子) 特集○学校教育における郷土学習と地図 巻頭随筆 「郷土」の地図を作る学習 特集 学校教育における郷土学習と地図 福島県の郷土学習−会津漆器業を例として− 東京の郷土学習−荒川区を例として− 新潟県上越地方の「郷土・身近な地域」学習にみる地図活用 愛知県の郷土学習と地図 京都における郷土学習のあり方と可能性 広島県の郷土学習と地図学習 特別寄稿 報告/ロシア地図学代表作展 文献紹介 『地図で暮らしを読む 東京の昭和』 『現地の人がすすめる! 北京・上海』 地図情報センターからのお知らせ 平成19年度上半期報告 資料室番外編 資料室 2007年7月〜9月データ 「諏訪郡地圖」と解説 |